宴のあとに
17日間にわたり熱戦を繰り広げた北京五輪も、とうとう閉会式となった。
相変わらず人間を多く使ったディレクションは、演出家の自己満足のきらいがある。
但し、要所で豪快に連発された仕掛け花火は圧巻で、非常に美しかった。
放送の実況アナが「人が動いてます」とか「昇ってます」等、いちいち言うのは耳障りだ。
そんなのは画面を観ていれば、よほどなバカでない限り判るだろう。
下手なナレーションを、何故入れる必要があるのか理解に苦しむ…。
特に後半に、人が形成する炎の塔が登場したが、これは抽象的な表現だ。
解釈は全て、観ている人の感性に委ねられているのである。
それを、いちいち説明して、鑑賞者の主観をぶち壊してどうするのか!!!
また、演出をことさらに煽て褒めるのだが、ピントのずれたことを言うのも滑稽だ。
大袈裟な割りには意味不明な演出は、解説に戸惑うのかもしれない。
が、「雉も鳴かずば撃たれまい」で、下手な発言は無知蒙昧を露呈する…。
しかし、相変わらず演目は冗長で辟易してしまう…。
聖火が静かに消えた…、激戦を終えたアスリート達が静かに去っていく…。
それで終わり…でいいのに、また、コンサートが始まったのは諄くて、執拗い!!